生理痛について

こんにちは。Body Care EARTH院長の高尾です。

先日、「生理痛がひどい場合にも施術が効くのか」というご質問をいただいたので、生理痛についてお話させていただきます。


まず、生理とは「生理的出血」のことを言い、「月経」とも言います。

月経の際に体に何が起こっているかということからお話させていただきます。

月経に関係するホルモンには脳にある「下垂体」から分泌される「黄体化ホルモン(LH)」と「卵胞刺激ホルモン(FSH)」、卵巣から分泌される「卵胞ホルモン(エストロゲン)」と「黄体ホルモン(プロゲステロン)」があります。


卵胞刺激ホルモン・・分泌されると卵巣が刺激され卵胞が成長する。卵胞ホルモンの分泌量が増加する。

黄体化ホルモン・・分泌されると排卵を誘発する。

卵胞ホルモン(エストロゲン)・・受精卵が着床する子宮内膜を厚くする。基礎体温を下げる。卵胞の成長を促す。自律神経を整える。骨形成を促し、血管収縮を抑制する。

黄体ホルモン(プロゲステロン)・・基礎体温をあげる。子宮内膜の厚みを維持する。


これら4つのホルモンの分泌が生理周期の中で増減します。

子宮の中では妊娠のために排卵が行われ、子宮内膜が肥厚してきます。

この際に受精が行われると、受精卵は子宮内膜に着床し、いわゆる妊娠となります。

受精がない場合、卵胞から排出された卵子と、肥厚した子宮内膜は剥がれ落ち、身体の外へ排出されます。これが生理の時に出る血液(経血)です。


生理痛はなぜ起こるのか?

生理的出血が行われる際にひどい痛みを伴う場合、まず最初に考えなければいけないのは女性特有の病気です。

・子宮内膜症

・子宮筋腫

・子宮腺筋症

・骨盤内感染症

などがある場合、生理の際にひどい痛みが生じやすくなります。

まずは婦人科を受診し、上記のような病気があるかどうかを検査してもらう必要があります。

では、上記のような病気がないのに生理の際に痛みがひどい場合はどのような可能性が考えられるのでしょうか?

特別病気がないのに、生理の際にひどい痛みが生じ、動けなくなるような状態を「機能的月経困難症」と言います。

主な原因としては、

・経血が出るために子宮が収縮する痛み

・ホルモンバランスの乱れによる骨盤内の血液循環の低下

・子宮自体の出口が狭い

・冷えやストレスなどによる全身の血液循環の低下

などが考えられます。

20代など若い世代に多く見られるのは、経血を押し出す際に子宮内膜で「プロスタグランジン」というホルモンが分泌されます。このホルモンは子宮を収縮させるホルモンなのですが、同時に発熱や疼痛を伝達させる作用も持っています。そのため、このホルモンが過剰に分泌されることにより痛みをより強く感じる場合があります。

また、女性には冷え性の人が多く、ストレスなどによるホルモンバランスの乱れも全身の血液循環を悪化させます。

そうなると骨盤内の血流が悪くなり、子宮や卵巣の機能が正常に働かなくなります。

このような原因から生理痛がひどくなる場合もあります。


豆知識 生理痛と頭痛の関係

先ほど出てきた「プロスタグランジン」というホルモンですが、このホルモンは子宮の収縮をさせる作用だけでなく、発痛作用も持っています。

その為、生理の際に頭痛が出ることもあります。

半分優しさで出来ている「バファ○ン」が頭痛、生理痛にも効くのはこのプロスタグランジンを抑制するからなんです。


ひどい生理痛をマシにする方法

仮に子宮内膜症など、何かしらの病気になっている場合、すぐに婦人科にかかりましょう。もし放っておいたせいで、将来不妊症や他の婦人科疾患になってしまう可能性があります。

機能的月経困難症の場合、まずは身体全体の血液循環を改善させること、ホルモンバランスを整えることが必要になってきます。

最近、冷え性の女性が増え、内臓機能が低下している方が多く見られます。全身の血液循環が低下するとヒトの体は生命維持に必要なものへの循環を維持するために、生命維持に必要ないものへの血液循環を減らしてしまいます。

そうなると生殖機能はどうしても生命維持としての優先順位は低いので、さらに血液の供給が少なくなってしまうのです。

そのため、子宮への血液供給を維持するためには、全身への血液循環を正常に保つ必要がありますね!


当院の施術では、骨盤、脊柱の歪みや骨盤腔、腹腔内の隔膜の調整を行うことで血液循環の改善、また頭蓋仙骨療法を用いて脳下垂体から分泌されるホルモンバランスの調整を行います。

ひどい生理痛に悩む方のサポートもできると思いますので、もし悩まれている方がいらっしゃいましたら、まずはお気軽にご相談ください!

Body Care EARTH(ボディケアアース)

たつの市にある自然治癒力を高める整体院。 整形外科病院に7年間勤務していた元理学療法士がカイロプラクティックや頭蓋仙骨オステオパシーを取り入れ、その時その人に最適な施術を提供します。

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